2009年7月  4.信頼と友情
 異性と友情を持つことは可能かどうかについて話し合ったことがあります。
 『恋愛』と『友情』とは、どのように違うのかという問題もありましょう。違うようで、違わないような気もしないわけではありません。複雑な表現になったのは、偶然ではないと思います。そもそも、人間関係は複雑なのです。

 今考えてみると、異性との間の友情は、成り立つのかという議論は、机上の空論のような気がします。私自身は、男女の差別もしていないし、区別もしていないつもりです。全く差別も区別もしないと言えば、嘘になるかもしれませんが、やはり『同性』に対しても、『異性』に対しても深い友情を持っているといえると思います。誤解を招くかもしれませんが、私は大勢の人間に惚れています。神さまにも惚れています。女性も男性も。

 友情の根源は、信頼だと思います。信頼があればあるほど、その友情も深まり純粋なものとなります。相手が男であっても女であっても、この話をすれば、分かっていただけるでしょう。絶対に裏切られることはないという信頼こそ、友情なのです。私のことを、あるいは、むしろ私自身を思ってくれるのは、それは友情のある友人なのです。

 友人は異性であれ同性であれ、神の似姿です。神様は多くの男女の友人の愛を通して、私を愛してくださるのです。この信頼と友情の積み重ねで、人類の和解が到来するのでしょう。神に感謝!