観想的な祈りへの方法 1
呼吸を整える

 自分の息は奥深いものです。すべての生き物に共通でありながら、自分に一番親密で、周りの大自然の内の一つにならせてくれます。私は神御自身の息、またすべての生き物の息で、自分も呼吸しています。
 自分の周りのものをすべて忘れ、考えることを止めて、ただ自分の息に集中します。息を吸って、息を吐いて、それをただ意識していきます。それをしばらく続けていると一種の静けさ、平和な静けさが自分の中に感じられてくるでしょう。その静けさと深み、ただそれを意識してそこにとどまります。雑念がきっとたくさん浮かんでくるでしょうが、いったんその雑念を意識して、やがてそれを流し、静かに今の呼吸している意識に戻るようにします。その静けさの中に永遠の神がいらっしゃいます。
イシドロ・リバス 著 「祈りを深めるために(その1)―自分の人生の中で―」(新世社)
『今の自分で神を見つける』 より
(生活の霊性-祈りを深めるために 12)