観想的な祈りへの方法 7
父と子と聖霊の内に生きる

 三位一体の命は、御父が聖霊の交わりの中で、御自分を御子に明け渡して、御子が交わりの中で、御父に御自分を返すことです。この父と子と聖霊の交わりは、私たちの存在の一番深いありがたい事実です。
 私たちは観想の中で、この奥深い事実に自分を現存させていただくことができます。これは「それについて考える」のでもなく、「それを分析する」ことでもありません。むしろイエスと共に自分を置いて、自分の呼吸をイエスの呼吸に合わせることを想像し、息を吸う時、イエスと共に御父の無限のふところからその息を吸い込む。それを自分の中に受け入れ、自分の隅々までいき渡るように求める。また、息を吐く時にイエスと共に御父のふところの内に自分をゆだねる。それを何回も繰り返しながら祈り続けるのです。
 このようにイエスの呼吸に合わせて、イエスと共に、存在の泉から自分の存在をいただき、また息を吐く時、自分の人生の終点である御父に返します。
 この簡単な方法で、全宇宙と共に父と子と聖霊の奥義の中で自分の人生を生きることができます。
イシドロ・リバス 著 「祈りを深めるために(その1)―自分の人生の中で―」(新世社)
『今の自分で神を見つける』 より
(生活の霊性-祈りを深めるために 18)