神との親しさは恵み 3
3. 神の前での尊敬の態度

 神は、奥義だけでなく、聖なる方です。神は、私達の考えよりも大きい――「天が地を越えているように」(詩編103)――だけでなく、私達のすべての概念や範疇や期待を全面的に超越する方です。
 本当の神と語っていることの一つのしるしは、そのような信頼に満ちた「尊敬する心」や、愛に満ちた「礼拝する心」、また、リラックスしていながらも、奥義の御前に自分を全面的に明け渡すような態度、感じを味わうことです。イザヤ書の6章にあるように、ケルビムが自分のふたつの翼で足を覆いながら、平伏して、「聖なるかな」と歌っているような心です。
 具体的な方法としては、感謝の賛歌を何回も繰り返して歌うことが挙げられます。「父よあなたこそわたしの神」(『典礼聖歌』145番)を繰り返すのも役に立つと思います。歌うことによって、本当の神に自分を共鳴させていただけるでしょう。
イシドロ・リバス 著 「祈りを深めるために(その1)―自分の人生の中で―」(新世社)
『神と親しくなるために』 より
写真: 山野内 倫昭
(生活の霊性-祈りを深めるために 27)