20170716114229.jpg 2017/8/13  年間第19主日
  第一朗読  列王記 上 19:9a、11-13a

 (その日、エリヤは神の山ホレブに着き、)そこにあった洞穴に入り、夜を過ごした。見よ、そのとき、主の言葉があった。
 主は、「そこを出て、山の中で主の前に立ちなさい」と言われた。見よ、そのとき主が通り過ぎて行かれた。主の御前には非常に激しい風が起こり、山を裂き、岩を砕いた。しかし、風の中に主はおられなかった。風の後に地震が起こった。しかし、地震の中にも主はおられなかった。地震の後に火が起こった。しかし、火の中にも主はおられなかった。火の後に、静かにささやく声が聞こえた。それを聞くと、エリヤは外套で顔を覆い、出て来て、洞穴の入り口に立った。

  第二朗読  ローマの信徒への手紙 9:1-5
 (皆さん、)わたしはキリストに結ばれた者として真実を語り、偽りは言わない。わたしの良心も聖霊によって証ししていることですが、わたしには深い悲しみがあり、わたしの心には絶え間ない痛みがあります。わたし自身、兄弟たち、つまり肉による同胞のためならば、キリストから離され、神から見捨てられた者となってもよいとさえ思っています。彼らはイスラエルの民です。神の子としての身分、栄光、契約、律法、礼拝、約束は彼らのものです。先祖たちも彼らのものであり、肉によればキリストも彼らから出られたのです。キリストは、万物の上におられる、永遠にほめたたえられる神、アーメン。

福音朗読  マタイによる福音書 14:22-33
 (人々がパンを食べて満腹した後、)イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸へ先に行かせ、その間に群衆を解散させられた。群衆を解散させてから、祈るためにひとり山にお登りになった。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。ところが、舟は既に陸から何スタディオンか離れており、逆風のために波に悩まされていた。夜が明けるころ、イエスは湖の上を歩いて弟子たちのところに行かれた。弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、「幽霊だ」と言っておびえ、恐怖のあまり叫び声をあげた。イエスはすぐ彼らに話しかけられた。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」すると、ペトロが答えた。「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、水の上を歩いてそちらに行かせてください。」イエスが「来なさい」と言われたので、ペトロは舟から降りて水の上を歩き、イエスの方へ進んだ。しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われた。そして、二人が舟に乗り込むと、風は静まった。舟の中にいた人たちは、「本当に、あなたは神の子です」と言ってイエスを拝んだ。




黙想のヒント

今日の福音で、イエスは弟子たちを“強いて”船に乗せ向こう岸へ先に行かせます。
イエスは共に行かず、あえて、弟子たちだけで行かせられます。
イエスは一人で祈られます。

実際、現実の生活の中で、私もこの弟子たちの様に、ある時自分で自分たちで世の荒波を漕いで行こうとしている時があるかも知れません。その時、イエスはそこには居なくて、祈っておられるのです。
自分で船を漕いでいると、荒波が起こって大変になります。そう、現実はその様です。
そこへ、イエスが歩いて近寄ってくださいますが、私たちの目にはわかりにくい姿で弟子たちが「幽霊だ!」と言っておびえてしまう程、気づかない姿で近づいてくださいます。

この時の弟子たちの心の内、大変さ・困難さ・心配や恐れ・疲れ・・・
それらは、いかほどのものだったでしょう・・・
しかし、イエスは、恐れや困難で叫びを上げる弟子たち、私たちを、決して咎めたりなさいません。「安心しなさい」と、“すぐに”話しかけ助けてくださいと叫ぶ声に、“すぐに”手を伸ばして捕まえ引き上げてくださいます。すぐに、です。そうしながら、弟子たち、私たちの信仰が、ますます、本物になるようにと招いて下さいます。


どうか、私が、あなたが、イエスに、より一層、信頼して歩んでいけますようにと祈ります。

g-hint.gif
(日曜日のみことば 2017-08-13)
http://seseragi-sc.jp/xe/files/cache/thumbnails/124/350/100x75.crop.jpg