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自宅から最寄の駅で乗車し、次の駅で下車するので、ドア近くで立っていました。

4~5駅ぐらい立っているのは、平気な高齢者です。

ところが、その日は、何らかの関係で、早く授業が終わった高校生と見られる男女で賑やかでした。

そのうちの一人の男子学生さんが、離れた所に立って友人と話していたのに、私に気づき、「自分が置いていた荷物を除けるから、

座ってください。」と勧めてくれました。

「次の駅でおりますが」、と言い、お礼を言って座りました。

そしたら、若者は一緒にいた友人の所に行き、「2回目で成功した。」と言ったんです。何のことか?と思いました。

降りる時、「今日はあなたに会えて良かったわ、ありがとう。」とお礼を言って降りかけた時、とっても嬉しそうに友人たちに、

「やっぱり見かけより心やね。」と言ったのを聞きました。

一瞬にして、若者の気持ちが私に伝わりました。

見た目に、学生らしくなく、大人から見たら、眉をひそめるか、離れていたい、と思う様な人でした。

しかし、最初から私にその偏見は無く、素直な気持ちで相手の『こころ』を受け取りました。

私より先に声をかけた人に、断られた寂しい思いがあったんでしょう。

私はとても嬉しい気持ちになりました。彼の気持ちに応えられたから。気持ちが双方で伝わった一瞬でした。

彼はイエス様だった! と最近思うようになりました。


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