20161215091821.jpg 2017/1/1  神の母聖マリア(祭日) 

  第一朗読  民数記 6:22-27
 主はモーセに仰せになった。

 アロンとその子らに言いなさい。

 あなたたちはイスラエルの人々を祝福して、次のように言いなさい。

 主があなたを祝福し、あなたを守られるように。

 主が御顔を向けてあなたを照らしあなたに恵みを与えられるように。

 主が御顔をあなたに向けてあなたに平安を賜るように。

 彼らがわたしの名をイスラエルの人々の上に置くとき、わたしは彼らを祝福するであろう。

第二朗読  ガラテヤの信徒への手紙 4:4-7

 (皆さん、)時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした。あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神によって立てられた相続人でもあるのです。

福音朗読  ルカによる福音書 2:16-21

 (そのとき、羊飼いたちは)急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景を見て、(彼ら)は、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

 八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。



黙想のヒント


母親が初めて出産をするときというのは、どのような気持なのでしょうか。

これから、生まれて来る自分の子に出会うという喜びと共に「産みの苦しみ」が伴い、

不安もあるのではないでしょうか。

マリアがイエスを出産するときは、ナザレからベツレヘムまで長い旅をし、

さらに、泊まる宿もなく、家畜小屋に泊まらなければならなかったのです。

マリアは、そこでイエスを産み、

ふかふかのベッドではなく家畜の餌を入れる【飼い葉桶】に寝かせたのです。

マリアは、イエスを出産した日に、羊飼いたちの訪問を受けます。

彼らは、天使によって

「あなた方のために、救い主がお生まれになった。この方こそ主のメシアである。あなた方は、

産着にくるまれて、飼い葉桶に寝ている乳飲み子を見いだすであろう」(ルカ21112

と言われていました。

彼らは、天使たちが言われた【飼い葉桶】に寝ている幼子を捜し出します。

イエスは、メシアとして裕福な人たちだけではなく、

貧しい人たち、罪人と言われる人たち、すべての人を救うためにお生まれになられました。

イエスは、家畜小屋でお生まれになり、【飼い葉桶】に寝かされます。

しかし、この【飼い葉桶】こそ、メシアがお生まれになる【しるし】だったのです。

羊飼いたちは、全てが天使たちに告げられたこと通りだったので、

待ち望んでいた【メシア】の誕生を喜び、周りの人に知らせます。

彼らは、最初の福音宣教者と言ってもいいでしょう。


マリアは、これらの出来事を見て、ことごとく心に留め、思いめぐらします。

マリアは、この家畜小屋の空間だけではなく、

天使のお告げから羊飼いたちの訪問に至る様々なこと、

そして、今後この幼子がどのように成長して行くかを思いめぐらしたのではないでしょうか。

マリアは、全ての出来事に対して【心に留め】受け入れられます。

ここに「母」としての心があると言えるでしょう。

母親は、どんなことがあっても自分の子どもを愛し、守り、信じます。

英語でマリアのことを「Our Lady(私たちの母親)」と言います。

マリアは、イエスの母であると同時に私たちの母なのです。

マリアを母として頂いた私たちは、マリアがイエスを愛し、守られたように、

私たちも愛し、守ってくださっていることを感じながら歩むことができたらいいですね。

 

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(日曜日のみことば 2017-01-01)
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