20170120143055.jpg 2017/2/12  年間第6主日 

  第一朗読  シラ書(集会の書) 15:15-20
その意志さえあれば、お前は掟を守り、

しかも快く忠実にそれを行うことができる。

主は、お前の前に火と水を置かれた。

手を差し伸べて、欲しい方を取ればよい。

人間の前には、生と死が置かれている。

望んで選んだ道が、彼に与えられる。

主の知恵は豊かであり、

主の力は強く、すべてを見通される。

主は、御自分を畏れる人たちに目を注がれる。

人間の行いはすべて主に知られている。

主は、不信仰であれとは、だれにも命じたことはなく、

罪を犯すことを、許されたこともなかった。

第二朗読  一 コリントの信徒への手紙 2:6-10
 (皆さん、)わたしたちは、信仰に成熟した人たちの間では知恵を語ります。それはこの世の知恵ではなく、また、この世の滅びゆく支配者たちの知恵でもありません。わたしたちが語るのは、隠されていた、神秘としての神の知恵であり、神がわたしたちに栄光を与えるために、世界の始まる前から定めておられたものです。この世の支配者たちはだれ一人、この知恵を理解しませんでした。もし理解していたら、栄光の主を十字架につけはしなかったでしょう。しかし、このことは、

 「目が見もせず、耳が聞きもせず、

 人の心に思い浮かびもしなかったことを、

 神は御自分を愛する者たちに準備された」

と書いてあるとおりです。わたしたちには、神が“霊”によってそのことを明らかに示してくださいました。“霊”は一切のことを、神の深みさえも究めます。

福音朗読  マタイによる福音書 5:17-37
 (そのとき、イエスは弟子たちに言われた。)

 《「わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである。はっきり言っておく。すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない。だから、これらの最も小さな掟を一つでも破り、そうするようにと人に教える者は、天の国で最も小さい者と呼ばれる。しかし、それを守り、そうするように教える者は、天の国で大いなる者と呼ばれる。」》

「言っておくが、あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、あなたがたは決して天の国に入ることができない。

 あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。

《兄弟に『ばか』と言う者は、最高法院に引き渡され、『愚か者』と言う者は、火の地獄に投げ込まれる。だから、あなたが祭壇に供え物を献げようとし、兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、その供えを祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい。あなたをる人と一緒に道を行く場合、途中で早く和解しなさい。さもないと、その人はあなたを裁判官に引き渡し、裁判官は下役に引き渡し、あなたは牢に投げ込まれるにちがいない。はっきり言っておく。最後の一クァドランスを返すまで、決してそから出ることはできない。》

 あなたがたも聞いているとおり、『姦淫するな』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。みだらな思いで他人の妻を見る者はだれでも、既に心の中でその女を犯したのである。

《もし、右の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出して捨ててしまいなさい。体の一部がなくなっても、全身が地獄に投げ込まれない方がましである。もし、右の手があなたをつまずかせるなら、切り取って捨ててしまいなさい。体の一部がなくなっても、全身が地獄に落ちない方がましである。『妻を離縁する者は、離縁状を渡せ』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。不法な結婚でもないのに妻を離縁する者はだれでも、その女に姦通の罪を犯させることになる。離縁された女を妻にする者も、姦通の罪を犯すことになる。》

 また、あなたがたも聞いているとおり、昔の人は、『偽りの誓いを立てるな。主に対して誓ったことは、必ず果たせ』 と命じられている。しかし、わたしは言っておく。一切誓いを立ててはならない。

《天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。地にかけて誓ってはならない。そこは神の足台である。エルサレムにかけて誓ってはならない。そこは大王の都である。また、あなたの頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。》

あなたがたは、『然り、然り』『否、否』と言いなさい。それ以上のことは、悪い者から出るのである。」





黙想のヒント

今日の福音でイエスは、兄弟に腹を立てる者への教えを

私たちに語っています。

 

「殺すな。人を殺した者は裁きを受ける」という昔の人の教え・・・

イエスが目を留められるのはこの次元のみの話ではなく

“兄弟に腹を立てるもの”みんなへの教えであります。

自分は正しい人間だと思い、そこで安堵を抱いている人への警告であります。

イエスの今日の教えを繰り返し読んでいるうちに

この教えは、実に、この私に向けられたものだと

痛感しました。

 

毎日、時として、日に何度も、人に腹を立て、また、悪いのは自分でなく相手だと

つい、思って過ごしている自分がいる・・・それは、本当です。

この、“腹を立てること”が、ある意味で、当たり前になっているかのように

振る舞っている自分に対しての、イエスの警告だと気付かされました。

「そのような、あなたは、最高法院に引き渡され、また、火の地獄に入れられますよ!」

これは、耳をよく澄ましてよく聞くべき警告です。

そう、イエスの言われることは本当です。

そして、自ら進んで、兄弟と仲直りするように

早く和解するようにと、勧告して下さっています。

和解の為に時を置かないようにと。

それほど、私たち、イエスの弟子にとって大事なこと。

神様のみ心、愛の心を、イエスと一緒に生きていくために

欠かすことの出来ないことなのです。

 

最後に、嬉しい言葉を見出しました。

「天は神の玉座、地は神の足台。

 私たちの髪の毛1本すら白くも黒も自分ではできない・・」

この言葉を読み、嬉しくなりました。

私は、そして、あなたは、また、その隣にいるあなたも、

神様のみ心に、すっぽり包まれているのです!

 

“主よ。み心で私を包み込んでくださる主よ。

 私が、あなたのみ旨を行う事が出来ますように

お助けください。”

 と、祈り願いたい。

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(日曜日のみことば 2017-02-12)
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