20170825095830.jpg 2017/10/8  年間第27主日 

  第一朗読  イザヤ書 5:1-7
わたしは歌おう、わたしの愛する者のために

そのぶどう畑の愛の歌を。

わたしの愛する者は、肥沃な丘にぶどう畑を持っていた。

よく耕して石を除き、良いぶどうを植えた。

その真ん中に見張りの塔を立て、酒ぶねを掘り

良いぶどうが実るのを待った。

しかし、実ったのは酸っぱいぶどうであった。

さあ、エルサレムに住む人、ユダの人よ

わたしとわたしのぶどう畑の間を裁いてみよ。

わたしがぶどう畑のためになすべきことで

何か、しなかったことがまだあるというのか。

わたしは良いぶどうが実るのを待ったのに

なぜ、酸っぱいぶどうが実ったのか。

さあ、お前たちに告げようわたしがこのぶどう畑をどうするか。

囲いを取り払い、焼かれるにまかせ

石垣を崩し、踏み荒らされるにまかせ

わたしはこれを見捨てる。

枝は刈り込まれず耕されることもなく

茨やおどろが生い茂るであろう。

雨を降らせるな、とわたしは雲に命じる。

イスラエルの家は万軍の主のぶどう畑

主が楽しんで植えられたのはユダの人々。

主は裁き(ミシュパト)を待っておられたのに見よ、流血(ミスパハ)。

正義(ツェダカ)を待っておられたのに見よ、叫喚(ツェアカ)。


第二朗読  フィリピの信徒への手紙 4:6-9
 (皆さん、)どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。

 終わりに、兄弟たち、すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。わたしから学んだこと、受けたこと、わたしについて聞いたこと、見たことを実行しなさい。そうすれば、平和の神はあなたがたと共におられます。


福音朗読  マタイによる福音書 21:33-43
 (そのとき、イエスは祭司長や民の長老たちに言われた。) 「もう一つのたとえを聞きなさい。ある家の主人がぶどう園を作り、垣を巡らし、その中に搾り場を掘り、見張りのやぐらを立て、これを農夫たちに貸して旅に出た。さて、収穫の時が近づいたとき、収穫を受け取るために、僕たちを農夫たちのところへ送った。だが、農夫たちはこの僕たちを捕まえ、一人を袋だたきにし、一人を殺し、一人を石で打ち殺した。また、他の僕たちを前よりも多く送ったが、農夫たちは同じ目に遭わせた。そこで最後に、『わたしの息子なら敬ってくれるだろう』と言って、主人は自分の息子を送った。農夫たちは、その息子を見て話し合った。『これは跡取りだ。さあ、殺して、彼の相続財産を我々のものにしよう。』そして、息子を捕まえ、ぶどう園の外にほうり出して殺してしまった。さて、ぶどう園の主人が帰って来たら、この農夫たちをどうするだろうか。」彼らは言った。「その悪人どもをひどい目に遭わせて殺し、ぶどう園は、季節ごとに収穫を納めるほかの農夫たちに貸すにちがいない。」イエスは言われた。「聖書にこう書いてあるのを、まだ読んだことがないのか。

 『家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石となった。

 これは、主がなさったことで、わたしたちの目には不思議に見える。』

だから、言っておくが、神の国はあなたたちから取り上げられ、それにふさわしい実を結ぶ民族に与えられる。」




黙想のヒント

今日、イエス様はこの話をされながら何を言いたいのでしょう。

そう思い祈りつつ読み返しながら、気づかされたことがありました。


神様は、ぶどう畑に何度も僕を送られます。そして最後にはご自分の愛する息子を。

農夫たちのすることはとても残虐ですし、ちっとも神様の思いに気づきません。

しかし神様はその農夫たちに対して「僕を、息子を、送り続け」

そして、殺されてしまいます。


この話を聞いている祭司長や民の長老たちに、イエス様は「主人はどうするだろうか。」と質問されます。彼らの答えは「その悪人どもをひどい目に遭わせて殺し・・」でした。


イエス様は答えられます。「家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石となった。」

このイエス様の言葉を味わっていると、次のようなことに気付かされました。


神様の目にすべての人は尊く、一人一人は神の国を築くその隅の親石で

無くてはならない存在で、役に立つかどうかではなく一人一人が大事だということ。

それに気づかずに、自分の目の秤で人を測り続け裁き続けていたら

神の国は自分の気づかないうちに「あなたたちから取り上げられる・・」

ことになってしまう・・・。それはなんと悲しいことでしょうか。


私たちの目には不思議に見える神様のみ業に

日々、私たちの目を、心を、開かせて頂けますようにと、祈ります。

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(日曜日のみことば 2017-10-08)
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