20170923151614.jpg 2017/10/29  年間第30主日 

  第一朗読  出エジプト記 22:20-26
 (主は言われる。)寄留者を虐待したり、圧迫したりしてはならない。あなたたちはエジプトの国で寄留者であったからである。

 寡婦や孤児はすべて苦しめてはならない。もし、あなたが彼を苦しめ、彼がわたしに向かって叫ぶ場合は、わたしは必ずその叫びを聞く。そして、わたしの怒りは燃え上がり、あなたたちを剣で殺す。あなたたちの妻は寡婦となり、子供らは、孤児となる。

 もし、あなたがわたしの民、あなたと共にいる貧しい者に金を貸す場合は、彼に対して高利貸しのようになってはならない。彼から利子を取ってはならない。もし、隣人の上着を質にとる場合には、日没までに返さねばならない。なぜなら、それは彼の唯一の衣服、肌を覆う着物だからである。彼は何にくるまって寝ることができるだろうか。もし、彼がわたしに向かって叫ぶならば、わたしは聞く。わたしは憐れみ深いからである。


第二朗読  一 テサロニケの信徒への手紙  1:5c-10
 (皆さん、)わたしたちがあなたがたのところで、どのようにあなたがたのために働いたかは、御承知のとおりです。そして、あなたがたはひどい苦しみの中で、聖霊による喜びをもって御言葉を受け入れ、わたしたちに倣う者、そして主に倣う者となり、マケドニア州とアカイア州にいるすべての信者の模範となるに至ったのです。主の言葉があなたがたのところから出て、マケドニア州やアカイア州に響き渡ったばかりでなく、神に対するあなたがたの信仰が至るところで伝えられているので、何も付け加えて言う必要はないほどです。彼ら自身がわたしたちについて言い広めているからです。すなわち、わたしたちがあなたがたのところでどのように迎えられたか、また、あなたがたがどのように偶像から離れて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようになったか、更にまた、どのように御子が天から来られるのを待ち望むようになったかを。この御子こそ、神が死者の中から復活させた方で、来るべき怒りからわたしたちを救ってくださるイエスです。


福音朗読  マタイによる福音書 22:34-40
 (そのとき、)ファリサイ派の人々は、イエスがサドカイ派の人々を言い込められたと聞いて、一緒に集まった。そのうちの一人、律法の専門家が、イエスを試そうとして尋ねた。「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか。」イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」




黙想のヒント

心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、

あなたの神である主を愛しなさい。

隣人を自分のように愛しなさい。

 

わたしたちがこの世に造られたということは、

神がわたしたち一人ひとりを愛している証です。

自分の長所は見えづらく、短所ばかりが目につくものですが、

神に愛されているのだから、短所ばかりの自分でも愛することができるのです。

 

神に愛されていることを知ったわたしたちは、

神を愛し、自分自身を愛し、そして隣人を愛して生きる道に招かれています。

親子の愛、夫婦の愛といった愛の関係は、わたしたちの文化や習慣に馴染んでいます。

しかし隣人というとき、わたしにとって身近な人という限定はありません。

隣人を愛するということは、その瞬間、わたしの隣にいる人を愛することだと思います。

 

日々出会う人の中には、気の合わない人もいるでしょう。

しかし、その人も神によってこの世に造られた一人。

わたしと同じように神に愛されているのです。

神によって造られた神の子であるという共通点が、わたしたちをつなぎとめています。

 

輝かしい日もあれば、暗闇に迷い込む日もあるわたしたちの毎日。

どんな境遇におかれても神を愛しつづけること、

神に愛されていることを忘れずに自分自身を愛すること、

そして、神に愛されている故に愛しあうこと、

そのように生きてゆきたいと思います。

 

あなたも、わたしも、神に愛されている存在。

これが、唯一、そしてすべての人に共通する、

人間であるが故に愛しあう理由なのです。

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(日曜日のみことば 2017-10-29)
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