五、感謝の祈り
 神が豊かに私たちを祝福してくださった時、私たちの心と口唇からは自ずと感謝の祈りがあふれてきます。エマーソンは、日常的にこの感謝の祈りをささげていました。

「朝の光のゆえに、父よ、あなたに感謝します。夜の休息と避難所のゆえに、父よ、あなたに感謝します。健康、食物、愛、友人たち、あなたが与えてくださるすべてのもののゆえに、天におられる父よ、あなたに感謝します。」

 一つの卓越した例は、ナチスに捕らえられた若きユダヤ人女性、エティ・ヒレスムの祈りです。強制収容所という身の毛もよだつ状況の中から、彼女は、礼拝と賛美の祈りをささげることができました。
「ここでの悲惨さは実に恐ろしいものです。それでも、しばしば、私は足どり軽く、踊るように歩きます。生命は栄光に満ち、すばらしいものであるということが繰り返し繰り返し私の心から溢れてきます。神よ、あなたは私を実に豊かにしてくださいました。どうか、両手を開いてあなたの美しさを分かち合わせてください。」
(生活の霊性-祈りの七景 5)