4月12日 復活の聖なる徹夜祭 

第一朗読  創世記 1:1・26-31a、
初めに、神は天地を創造された。神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」神は言われた。「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」そのようになった。神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。

第二朗読  ローマの信徒への手紙 6:3-11
(皆さん、)あなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスに結ばれるために洗礼を受けたわたしたちが皆、またその死にあずかるために洗礼を受けたことを。わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。もし、わたしたちがキリストと一体になってその死の姿にあやかるならば、その復活の姿にもあやかれるでしょう。わたしたちの古い自分がキリストと共に十字架につけられたのは、罪に支配された体が滅ぼされ、もはや罪の奴隷にならないためであると知っています。死んだ者は、罪から解放されています。わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます。そして、死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない、と知っています。死は、もはやキリストを支配しません。キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。このように、あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと考えなさい。

福音朗読  マタイによる福音書 28:1-10
さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓を見に行った。すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石をわきへ転がし、その上に座ったのである。その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。番兵たちは、恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。天使は婦人たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。それから、急いで行って弟子たちにこう告げなさい。『あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる。』確かに、あなたがたに伝えました。」婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」

祈りのヒント
主の復活の日。
明け方早く、二人の人がイエスの墓に行きます。
墓は、悲しみと絶望の場所。大事な人が、死によって、もうこの世に、私たちの傍にいないことを示す場所。
その場所で、神さまの御業が現れます。大きな地震が起こり、主の天使が近寄り、墓の石をわきへ転がしてくれるのです。
悲しみと絶望で包まれたこの場所が、開かれ、稲妻のような輝きと雪のような白い明るさに包まれます。
主の天使は言います。「恐れることはない。急いで行って、弟子たちに告げなさい。あの方は死者の中から復活された。」二人が走っていくと、イエスが行く手に立ってこう言います。「おはよう。」
復活したイエスの、最初の言葉。出会いの言葉。親しみの言葉。
再会した喜びが、この言葉にあふれています。また、言われます。「恐れることはない。行って、私の兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこで私に会うことになる。」
天使は「弟子たちに告げなさい」と言いますが、イエスは「私の兄弟たちに」と言われます。
亡くなる前の晩、弟子たちの足を洗った時、「私はあなた方を僕とは呼ばない。友と呼ぶ。」と言われました。死を通って復活されたイエスは、「私の兄弟」と言われます。
主の復活を祝う今日この日。
「私の兄弟たちよ」と呼んでくださるイエスと共に、出逢う一人一人を、主の兄弟として、心に迎えたい
ー 死の悲しみと絶望と恐れを打ち破り、私たちをいのちの光りへ導いて下さるイエスと共に喜びを携えて。
(毎日のみことば 2020-04-11)

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