1月28日 聖トマス・アクィナス司祭教会博士

第一朗読  サムエル記 下 6:12b-15、17-19
(その日、)王は直ちに出かけ、喜び祝って神の箱をオベド・エドムの家からダビデの町に運び上げた。主の箱を担ぐ者が六歩進んだとき、ダビデは肥えた雄牛をいけにえとしてささげた。主の御前でダビデは力のかぎり踊った。彼は麻のエフォドを着けていた。ダビデとイスラエルの家はこぞって喜びの叫びをあげ、角笛を吹き鳴らして、主の箱を運び上げた。
人々が主の箱を運び入れ、ダビデの張った天幕の中に安置すると、ダビデは主の御前に焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげた。焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげ終わると、ダビデは万軍の主の御名によって民を祝福し、兵士全員、イスラエルの群衆のすべてに、男にも女にも、輪形のパン、なつめやしの菓子、干しぶどうの菓子を一つずつ分け与えた。民は皆、自分の家に帰って行った。

福音朗読  マルコによる福音書 3:31-35
(そのとき、)イエスの母と兄弟たちが来て外に立ち、人をやってイエスを呼ばせた。大勢の人が、イエスの周りに座っていた。「御覧なさい。母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます」と知らされると、イエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」と答え、周りに座っている人々を見回して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」

祈りのヒント
イエスのお母さんと兄弟はイエスの所まで来た時、外で立っていました。
どのような気持ちで外に立っていたのでしょう。
中に入っていけない雰囲気だったのでしょうか。それとも入っていく気になれなかったのでしょうか。
イエスを前に私たちもいろいろな思いを抱きます。そんな時、神の御心にそっと心を向けられますように。
(毎日のみことば 2020-01-28)

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