1月7日 降誕節火曜日

第一朗読  ヨハネの手紙 一 4:7-10
愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。

福音朗読  マルコによる福音書 6:34-44
(そのとき、イエスは)大勢の群衆を見て、飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、いろいろと教え始められた。そのうち、時もだいぶたったので、弟子たちがイエスのそばに来て言った。「ここは人里離れた所で、時間もだいぶたちました。人々を解散させてください。そうすれば、自分で周りの里や村へ、何か食べる物を買いに行くでしょう。」これに対してイエスは、「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい」とお答えになった。弟子たちは、「わたしたちが二百デナリオンものパンを買って来て、みんなに食べさせるのですか」と言った。イエスは言われた。「パンは幾つあるのか。見て来なさい。」弟子たちは確かめて来て、言った。「五つあります。それに魚が二匹です。」そこで、イエスは弟子たちに、皆を組に分けて、青草の上に座らせるようにお命じになった。人々は、百人、五十人ずつまとまって腰を下ろした。イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、パンを裂いて、弟子たちに渡しては配らせ、二匹の魚も皆に分配された。すべての人が食べて満腹した。そして、パンの屑と魚の残りを集めると、十二の籠にいっぱいになった。パンを食べた人は男が五千人であった。

祈りのヒント
イエス様はいつも周りの状況に気づいて世話をなさいます。今日のイエス様は大勢の群衆を見て深く憐れみ、色々と教え始められました。それは思いだけでなく、具体的な行動を伴います。「あなた方が彼らに食べ物を与えなさい」と弟子たちに言われ、その後、お腹を空かせた群衆のために自ら奇跡を行いました。
現代の生活でも飢餓に苦しむ人は多いですが、それ以外にも、たくさんの人が様々な困難に陥っています。
わたしたちは、イエス様の弟子として、そのような人々に手を差し伸べるようにと呼びかけられています。
わたちたちの行えることは少なくても、そこから神様の偉大な働きが現れると信じます。
(毎日のみことば 2020-01-07)

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