10月11日 年間第27土曜日

第一朗読  ヨエルの預言 4:12-21
(主は言われる。)諸国の民が奮い立ち、ヨシャファトの谷に上って来ると、わたしはそこに座を設け周囲のすべての民を裁く。
鎌を入れよ、刈り入れの時は熟した。来て踏みつぶせ酒ぶねは満ち、搾り場は溢れている。彼らの悪は大きい。裁きの谷には、おびただしい群衆がいる。主の日が裁きの谷に近づく。太陽も月も暗くなり、星もその光を失う。
主はシオンからほえたけりエルサレムから声をとどろかされる。天も地も震える。しかし、主はその民の避け所  イスラエルの人々の砦である。あなたたちは知るようになる。わたしがあなたたちの神なる主であり  わが聖なる山シオンに住む者であることを。エルサレムは聖なる地となりもはや、異国の民がそこを通ることはない。その日が来ると山々にはぶどう酒が滴りもろもろの丘には乳が流れユダのすべての谷には水が流れる。泉が主の神殿から湧き出てシティムの川を潤す。エジプトは荒廃しエドムは滅びの荒れ野となる。ユダの人々を虐げその国で、罪なき者の血を流したからだ。しかし、ユダはとこしえにエルサレムは代々にわたって民の住むところとなる。わたしは彼らが流した血の復讐をする。必ず復讐せずにはおかない。主はシオンに住まわれる。

福音朗読  ルカによる福音 11:27-28
(そのとき、)イエスがこれらのことを話しておられると、ある女が群衆の中から声高らかに言った。「なんと幸いなことでしょう、あなたを宿した胎、あなたが吸った乳房は。」しかし、イエスは言われた。「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である。」

祈りのヒント
今日の福音書で学んだことは、神に喜ばれる人生を送るために、特別な存在である必要はないということです。ただ、祈りと人生において神の前に忠実であることが一番大切な事じゃないかと思います。大切なのは、誰かに感謝されたり感銘を与えたりすることではなく、神への信仰に真剣に生きることです。
主よ、あなたの御言葉を聞くだけでなく、静かに、忠実に、そして完全に、それを生きることができるように助けてください。アーメン。
(毎日のみことば 2025-10-11)

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