10月13日 年間第28月曜日

第一朗読  ローマの教会への手紙 1:1-7
キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び出され、召されて使徒となったパウロから、(兄弟の皆さんへ。)――この福音は、神が既に聖書の中で預言者を通して約束されたもので、御子に関するものです。御子は、肉によればダビデの子孫から生まれ、聖なる霊によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。この方が、わたしたちの主イエス・キリストです。わたしたちはこの方により、その御名を広めてすべての異邦人を信仰による従順へと導くために、恵みを受けて使徒とされました。この異邦人の中に、イエス・キリストのものとなるように召されたあなたがたもいるのです。――神に愛され、召されて聖なる者となったローマの人たち一同へ。わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。

福音朗読  ルカによる福音 11:29-32
(そのとき、)群衆の数がますます増えてきたので、イエスは話し始められた。「今の時代の者たちはよこしまだ。しるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。つまり、ヨナがニネベの人々に対してしるしとなったように、人の子も今の時代の者たちに対してしるしとなる。南の国の女王は、裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。この女王はソロモンの知恵を聞くために、地の果てから来たからである。ここに、ソロモンにまさるものがある。また、ニネベの人々は裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。ここに、ヨナにまさるものがある。」

祈りのヒント
神の真理のみ言葉にさえ証拠を欲し、自分の力を誇りとする、今の時代のわたしたちこそ回心が必要だ。
ニネべの人々や、女王は、真摯に神の言葉を聞き、受け入れた。わたしたちのしるしはイエスご自身! 神の救い、愛そのもの。外的なしるしや証拠に頼るのではなく、すでに示されている救いの真理、イエスご自身を拠り所として従い、歩めるように!
イエスへの信頼を祈り求めよう。信頼の心には疑いがない。
(毎日のみことば 2025-10-13)

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