10月13日 年間第28火曜日

第一朗読  ガラテヤの信徒への手紙 5:1-6
(皆さん、)自由を得させるために、キリストはわたしたちを自由の身にしてくださったのです。だから、しっかりしなさい。奴隷の軛に二度とつながれてはなりません。
ここで、わたしパウロはあなたがたに断言します。もし割礼を受けるなら、あなたがたにとってキリストは何の役にも立たない方になります。割礼を受ける人すべてに、もう一度はっきり言います。そういう人は律法全体を行う義務があるのです。律法によって義とされようとするなら、あなたがたはだれであろうと、キリストとは縁もゆかりもない者とされ、いただいた恵みも失います。わたしたちは、義とされた者の希望が実現することを、“霊”により、信仰に基づいて切に待ち望んでいるのです。キリスト・イエスに結ばれていれば、割礼の有無は問題ではなく、愛の実践を伴う信仰こそ大切です。

福音朗読  ルカによる福音書 11:37-41
(そのとき、イエスは話しておられたが、)ファリサイ派の人から食事の招待を受けたので、その家に入って食事の席に着かれた。ところがその人は、イエスが食事の前にまず身を清められなかったのを見て、不審に思った。主は言われた。「実に、あなたたちファリサイ派の人々は、杯や皿の外側はきれいにするが、自分の内側は強欲と悪意に満ちている。愚かな者たち、外側を造られた神は、内側もお造りになったではないか。ただ、器の中にある物を人に施せ。そうすればあなたたちにはすべてのものが清くなる。」

祈りのヒント
自分を守るばかりに力を惜しみながら取り組むことはないだろうか。自分を良く思わせるために、その工夫をしながら関わることはないだろうか。そうではなく、イエスが今日おっしゃるように、自分の枠にいれるのではなく、自然に、自分の持っている素の顔で人々と出会っていきたいと思う。そのような自分をさらけ出すことを恐れずに。
(毎日のみことば 2020-10-13)

ページ上部へ戻る