10月31日 年間第31月曜日

第一朗読 フィリピの信徒への手紙 2:1-4
(皆さん、)あなたがたに幾らかでも、キリストによる励まし、愛の慰め、“霊”による交わり、それに慈しみや憐れみの心があるなら、同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。

福音朗読  ルカによる福音書 14:12-14
(そのとき、イエスはイエスは招いてくれたファリサイ派の議員に言われた。)「昼食や夕食の会を催すときには、友人も、兄弟も、親類も、近所の金持ちも呼んではならない。その人たちも、あなたを招いてお返しをするかも知れないからである。宴会を催すときには、むしろ、貧しい人、体の不自由な人、足の不自由な人、目の見えない人を招きなさい。そうすれば、その人たちはお返しができないから、あなたは幸いだ。正しい者たちが復活するとき、あなたは報われる。」

祈りのヒント
奉仕活動は「報酬をもらわない」「名乗らない」ものとは心得ていたが、大事なのは「振り向かない」ことだと聞いて、ぎくりとなったことがある。自分にとって心地よい、感謝や労いの言葉などのお返しを相手に期待する。そんな心の傾きを突かれた。今日のイエスのみことばからも、同じ「ぎくり」をいただいた。
(毎日のみことば 2022-10-31)

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