11月12日 年間第32主日

第一朗読  知恵の書 6:12-16
知恵は輝かしく、朽ちることがない。知恵を愛する人には進んで自分を現し、探す人には自分を示す。
求める人には自分の方から姿を見せる。
知恵を求めて早起きする人は、苦労せずに自宅の門前で待っている知恵に出会う。
知恵に思いをはせることは、最も賢いこと、知恵を思って目を覚ましていれば、心配もすぐに消える。
知恵は自分にふさわしい人を求めて巡り歩き、
道でその人たちに優しく姿を現し、深い思いやりの心で彼らと出会う。

第二朗読  テサロニケの教会への手紙 一 4:13-18
兄弟たち、既に眠りについた人たちについては、希望を持たないほかの人々のように嘆き悲しまないために、ぜひ次のことを知っておいてほしい。イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。
《主の言葉に基づいて次のことを伝えます。主が来られる日まで生き残るわたしたちが、眠りについた人たちより先になることは、決してありません。すなわち、合図の号令がかかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。ですから、今述べた言葉によって励まし合いなさい。》

福音朗読  マタイによる福音書 25:1-13
(そのとき、イエスは弟子たちにこのたとえを語られた。)「天の国は次のようにたとえられる。十人のおとめがそれぞれともし火を持って、花婿を迎えに出て行く。そのうちの五人は愚かで、五人は賢かった。愚かなおとめたちは、ともし火は持っていたが、油の用意をしていなかった。賢いおとめたちは、それぞれのともし火と一緒に、壺に油を入れて持っていた。ところが、花婿の来るのが遅れたので、皆眠気がさして眠り込んでしまった。真夜中に『花婿だ。迎えに出なさい』と叫ぶ声がした。そこで、おとめたちは皆起きて、それぞれのともし火を整えた。愚かなおとめたちは、賢いおとめたちに言った。『油を分けてください。わたしたちのともし火は消えそうです。』賢いおとめたちは答えた。『分けてあげるほどはありません。それより、店に行って、自分の分を買って来なさい。』愚かなおとめたちが買いに行っている間に、花婿が到着して、用意のできている五人は、花婿と一緒に婚宴の席に入り、戸が閉められた。その後で、ほかのおとめたちも来て、『御主人様、御主人様、開けてください』と言った。しかし主人は、『はっきり言っておく。わたしはお前たちを知らない』と答えた。だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。」

祈りのヒント
今日の福音で、イエスは花婿を迎えに出て行く10人のおとめのたとえを語られます。
イエスは、「天の国は次のようにたとえられる」と話し始められます。
天の国は……花婿を迎えに出るおとめと花婿の出会いにたとえられると。 迎え迎え入れられる関わりの喜びの中に天の国はあるのでしょう。
私は、以前、障害を持つ人たちを支援する施設で働いたことがありますが、その中で出会った障害を持つ人たちとの出会いの中で、 “迎え、迎え入れられる関わり”を生きた体験をしました。
お互いが、あるがままで尊いことを知る体験でした。私の心の深くに、喜びが輝いたことを、今でもよく憶えています。イエスは、私たちが神を迎え神に迎え入れられるために、ともし火をともして、壺に油を入れて持つ準備が必要だと言われます。
この油とは、私にとって何を意味するのでしょう。
よく分からないので、イエスに教えてくださいとお願いしました。
しばらくすると、次のみ言葉が心にひびいてきました。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」 (テサロニケの信徒への手紙一5:16-17)
主に感謝。
(日曜日のみことば 2023-11-12)

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