11月17日 聖エリザベト(ハンガリー)修道女

第一朗読  三 ヨハネの手紙 5-8
愛する者よ、あなたは、兄弟たち、それも、よそから来た人たちのために誠意をもって尽くしています。彼らは教会であなたの愛を証ししました。どうか、神に喜ばれるように、彼らを送り出してください。この人たちは、御名のために旅に出た人で、異邦人からは何ももらっていません。だから、わたしたちはこのような人たちを助けるべきです。そうすれば、真理のために共に働く者となるのです。

福音朗読  ルカによる福音書 18:1-8
(そのとき、)イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えるために、弟子たちにたとえを話された。「ある町に、神を畏れず人を人とも思わない裁判官がいた。ところが、その町に一人のやもめがいて、裁判官のところに来ては、『相手を裁いて、わたしを守ってください』と言っていた。裁判官は、しばらくの間は取り合おうとしなかった。しかし、その後に考えた。『自分は神など畏れないし、人を人とも思わない。しかし、あのやもめは、うるさくてかなわないから、彼女のために裁判をしてやろう。さもないと、ひっきりなしにやって来て、わたしをさんざんな目に遭わすにちがいない。』」それから、主は言われた。「この不正な裁判官の言いぐさを聞きなさい。まして神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか。言っておくが、神は速やかに裁いてくださる。しかし、人の子が来るとき、果たして地上に信仰を見いだすだろうか。」

祈りのヒント
イエスはわざわざ気を落とさずに祈ることを教えてくださる。 イエス自らが祈り続けることの大切さを手ほどきしてくださるようなものだ。それによると、とにかく諦めずに祈れ、ということである。わたしたちは少し試みてみて、すぐに結果が出ないと諦めてしまう傾向があるが、そうではなく、とにかくひたすら祈り続け、神さまに訴えていけ、とイエスはおっしゃった。 このイエスの言葉に希望を感じる。手放しで、自分のすべてを出し尽くして祈ることの大切さも教えてくださる。早速取り組もう。イエスが教えてくださったのだから。
(毎日のみことば 2018-11-17)

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