11月18日 年間第33金曜日

第一朗読  ヨハネの黙示 10:8-11
天から聞こえたあの声が、再びわたし(ヨハネ)に語りかけて、こう言った。「さあ行って、海と地の上に立っている天使の手にある、開かれた巻物を受け取れ。」そこで、天使のところへ行き、「その小さな巻物をください」と言った。すると、天使はわたしに言った。「受け取って、食べてしまえ。それは、あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い。」わたしは、その小さな巻物を天使の手から受け取って、食べてしまった。それは、口には蜜のように甘かったが、食べると、わたしの腹は苦くなった。すると、わたしにこう語りかける声が聞こえた。「あなたは、多くの民族、国民、言葉の違う民、また、王たちについて、再び預言しなければならない。」

福音朗読  ルカによる福音 19:45-48
(そのとき、)イエスは神殿の境内に入り、そこで商売をしていた人々を追い出し始めて、彼らに言われた。
「こう書いてある。『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』
ところが、あなたたちはそれを強盗の巣にした。」
毎日、イエスは境内で教えておられた。祭司長、律法学者、民の指導者たちは、イエスを殺そうと謀ったが、どうすることもできなかった。民衆が皆、夢中になってイエスの話に聞き入っていたからである。

祈りのヒント
神の家は祈りの家。
祈りは神との交わり。この恵みをお金で買うことはできない。
祈りの妨げになる、心のうちの様々な欲望、思い煩い等をイエスに追い出していただき、神に向かう心のスペースを広げていただこう。
イエスは毎日そこで教えてくださる。
イエスの言葉が心に結びつけば、癒され、囚われからも解放されて…生きる力を得ることができる。
人の悪意、敵意の中でさえ、命をかけて語り続けるイエスの言葉の真実は、わたしたち一人ひとりの生き方をも変えていく。
イエスの教えに、本気でわたしたちも耳を傾け続けていこう。
(毎日のみことば 2022-11-18)

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