11月20日 年間第33金曜日

第一朗読  ヨハネの黙示録 10:8-11
天から聞こえたあの声が、再びわたしに語りかけて、こう言った。「さあ行って、海と地の上に立っている天使の手にある、開かれた巻物を受け取れ。」そこで、天使のところへ行き、「その小さな巻物をください」と言った。すると、天使はわたしに言った。「受け取って、食べてしまえ。それは、あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い。」わたしは、その小さな巻物を天使の手から受け取って、食べてしまった。それは、口には蜜のように甘かったが、食べると、わたしの腹は苦くなった。すると、わたしにこう語りかける声が聞こえた。「あなたは、多くの民族、国民、言葉の違う民、また、王たちについて、再び預言しなければならない。」

福音朗読  ルカによる福音書 19:45-48
(そのとき、)イエスは神殿の境内に入り、そこで商売をしていた人々を追い出し始めて、彼らに言われた。「こう書いてある。
『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』
ところが、あなたたちはそれを強盗の巣にした。」毎日、イエスは境内で教えておられた。祭司長、律法学者、民の指導者たちは、イエスを殺そうと謀ったが、どうすることもできなかった。民衆が皆、夢中になってイエスの話に聞き入っていたからである。

祈りのヒント
祈りの家、それは神様とお話をする家。そこは自分の弱さ、辛さ、悲しみ喜びのすべてを神の前でさらけ出せる、清く美しい場です。主の慈しみに包まれて癒され、新たな一歩を踏み出す力をいただきます。ただ神に聴き従うわたしになりましょう。利益を求めたくなったり、他人を批判したくなったりしたら、サタンに出て行ってもらいましょう。祈りの家を決して強盗の巣にしてはいけません。
(毎日のみことば 2020-11-20)

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