11月23日 年間第34月曜日

第一朗読  ヨハネの黙示録 14:1-3、4b-5
わたし(ヨハネ)が見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。わたしは、大水のとどろくような音、また激しい雷のような音が天から響くのを聞いた。わたしが聞いたその音は、琴を弾く者たちが竪琴を弾いているようであった。彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた十四万四千人の者たちのほかは、覚えることができなかった。この者たちは、小羊の行くところへは、どこへでも従って行く。この者たちは、神と小羊に献げられる初穂として、人々の中から贖われた者たちで、その口には偽りがなく、とがめられるところのない者たちである。

福音朗読  ルカによる福音書 21:1-4
(そのとき、)イエスは目を上げて、金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。そして、ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、言われた。「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」

祈りのヒント
レプトン銅貨2枚を賽銭箱に入れた貧しい女性…なぜ1枚ではなく2枚入れたのでしょうか。
どのような気持ちで、その2枚を持って賽銭箱まで来たのでしょうか。
お金持ちの人の献金額と比べて卑屈になることもありませんでした。
ただただ、神様を見つめ、神様と生きる、儚くも強く生きる女性の姿を感じます。
(毎日のみことば 2020-11-23)

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