11月23日 年間第34週水曜日

第一朗読  ヨハネの黙示 15:1-4
わたし(ヨハネは、)天にもう一つの大きな驚くべきしるしを見た。七人の天使が最後の七つの災いを携えていた。これらの災いで、神の怒りがその極みに達するのである。
わたしはまた、火が混じったガラスの海のようなものを見た。更に、獣に勝ち、その像に勝ち、またその名の数字に勝った者たちを見た。彼らは神の竪琴を手にして、このガラスの海の岸に立っていた。彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とをうたった。
「全能者である神、主よ、あなたの業は偉大で、驚くべきもの。
諸国の民の王よ、あなたの道は正しく、また、真実なもの。
主よ、だれがあなたの名を畏れず、たたえずにおられましょうか。
聖なる方は、あなただけ。すべての国民が、来て、あなたの前にひれ伏すでしょう。
あなたの正しい裁きが、明らかになったからです。」

福音朗読  ルカによる福音 21:12-19
(そのとき、イエスは弟子たちに言われた。)「人々はあなたがたに手を下して迫害し、会堂や牢に引き渡し、わたしの名のために王や総督の前に引っ張って行く。それはあなたがたにとって証しをする機会となる。だから、前もって弁明の準備をするまいと、心に決めなさい。どんな反対者でも、対抗も反論もできないような言葉と知恵を、わたしがあなたがたに授けるからである。あなたがたは親、兄弟、親族、友人にまで裏切られる。中には殺される者もいる。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、あなたがたの髪の毛の一本も決してなくならない。忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。」

祈りのヒント
教会への迫害。どのような状況の中でも、イエスは「どんな反対者でも、対抗も反論もできないような言葉と知恵を、わたしがあなたがたに授ける」と言ってくださる。「証しをする機会」は我々の日常の中にもあるかもしれない。
イエスを信じ、祈る。「言葉と知恵を、お授けください」と。
(毎日のみことば 2022-11-23)

ページ上部へ戻る