11月26日 年間第34月曜日

第一朗読  ヨハネの黙示録 14:1-3, 4b-5
わたし(ヨハネ)が見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。わたしは、大水のとどろくような音、また激しい雷のような音が天から響くのを聞いた。わたしが聞いたその音は、琴を弾く者たちが竪琴を弾いているようであった。彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた十四万四千人の者たちのほかは、覚えることができなかった。この者たちは、小羊の行くところへは、どこへでも従って行く。この者たちは、神と小羊に献げられる初穂として、人々の中から贖われた者たちで、その口には偽りがなく、とがめられるところのない者たちである。

福音朗読  ルカによる福音書 21:1-4
(そのとき、)イエスは目を上げて、金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。そして、ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、言われた。「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」

祈りのヒント
この個所のキーワードは「すべて」です。 貧しいやもめが、明日のことさえ忘れて、全てをささげたのはどうしてだったでしょうか。私たちと悲しみを共にしてくれた人、理解してくれた人、救ってくれた人。それはイエスとの出会いだったのではないでしょうか。その歓びは、全てを捧げるほどのことなのです。
(毎日のみことば 2018-11-26)

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