11月4日 聖カロロ・ボロメオ司教

第一朗読  フィリピの信徒への手紙 2:1-4
(皆さん、)あなたがたに幾らかでも、キリストによる励まし、愛の慰め、“霊”による交わり、それに慈しみや憐れみの心があるなら、同じ思いとなり、同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、わたしの喜びを満たしてください。何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。

福音朗読  ルカによる福音書 14:12-14
(そのとき、イエスは招いてくれたファリサイ派の議員言われた。)「昼食や夕食の会を催すときには、友人も、兄弟も、親類も、近所の金持ちも呼んではならない。その人たちも、あなたを招いてお返しをするかも知れないからである。宴会を催すときには、むしろ、貧しい人、体の不自由な人、足の不自由な人、目の見えない人を招きなさい。そうすれば、その人たちはお返しができないから、あなたは幸いだ。正しい者たちが復活するとき、あなたは報われる。」

祈りのヒント
今日の福音書は、しばしば疎外され、見過ごされがちな人々を、私たちの生活に招き入れるよう勧めています。イエスは、貧しい人々、障害者、抑圧された人々に対して、血縁関係を超えた思いやりの輪を広げるよう私たちに求めています。私たちは、社会規範や個人的な好みが、自分とは異なる人々とのつながりを妨げていないか考えるべきです。思いやりの輪を意識的に広げることで、神の愛と慈悲をよりよく反映することができます。
(毎日のみことば 2024-11-04)

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