12月11日 待降節第2金曜日

第一朗読  イザヤ書 48:17-19
イスラエルの聖なる神 あなたを贖う主はこう言われる。わたしは主、あなたの神 わたしはあなたを教えて力をもたせ あなたを導いて道を行かせる。わたしの戒めに耳を傾けるなら あなたの平和は大河のように 恵みは海の波のようになる。あなたの子孫は砂のように あなたから出る子らは砂の粒のように増え その名はわたしの前から断たれることも、滅ぼされることもない。

福音朗読  マタイによる福音書 11:16-19
(そのとき、イエスは人々に言われた。)「今の時代を何にたとえたらよいか。広場に座って、ほかの者にこう呼びかけている子供たちに似ている。『笛を吹いたのに、踊ってくれなかった。葬式の歌をうたったのに、悲しんでくれなかった。』
ヨハネが来て、食べも飲みもしないでいると、『あれは悪霊に取りつかれている』と言い、人の子が来て、飲み食いすると、『見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言う。しかし、知恵の正しさは、その働きによって証明される。」

祈りのヒント
「今の時代を何に例えたらよいか」。2020年の冬、私たちが置かれている未曽有の「今のこの時代」をどのように受け止めたらよいだろうか。私たち促す笛の音や共感を求める歌が様々に鳴り響き、互いに批判や価値判断を押し付ける。そんな今、救い主はどこにお生まれになるだろうか。
(毎日のみことば 2020-12-11)

ページ上部へ戻る