12月10日 待降節第2水曜日

第一朗読  イザヤの預言 40:25-31
お前たちはわたしを誰に似せ誰に比べようとするのか、と聖なる神は言われる。目を高く上げ、誰が天の万象を創造したかを見よ。それらを数えて、引き出された方それぞれの名を呼ばれる方の力の強さ、激しい勢いから逃れうるものはない。ヤコブよ、なぜ言うのかイスラエルよ、なぜ断言するのかわたしの道は主に隠されている、とわたしの裁きは神に忘れられた、と。あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。主は、とこしえにいます神地の果てに及ぶすべてのものの造り主。倦むことなく、疲れることなくその英知は究めがたい。疲れた者に力を与え勢いを失っている者に大きな力を与えられる。若者も倦み、疲れ、勇士もつまずき倒れようが主に望みをおく人は新たな力を得鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。

福音朗読  マタイによる福音 11:28-30
(そのとき、イエスは言われた。)「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」

祈りのヒント
イエスの軛につながれば、否が応でも、パートナーはイエス。傍らのイエスを見、声を聴きながら……イエスはわたしの荷を担うことを喜んでいるかのようだ。我儘で忍耐のないわたしだが、イエスが寄り添ってくれるから、従い歩んでいける。それは、大切にされることを知り、愛しながら生きることを学ぶ道だ。わたしたちは、愛ではない自分の様々な囚われから解放されていく。
愛の軛に繋がって、喜びと感謝を生きてみよう。
(毎日のみことば 2025-12-10)

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