12月11日 待降節第2土曜日

第一朗読  シラ書 48:1-4、9-11
(そのころ、)火のような預言者エリヤが登場した。彼の言葉は松明のように燃えていた。
彼は人々に飢饉をもたらし、その熱意をもって人々の数を減らした。
彼は主の言葉によって天を閉ざし、三度、火を降らせた。
エリヤよ、あなたはその驚くべき業のゆえに、
どれほどほめたたえられたことだろうか。
あなたと等しく誇りうる者があろうか。
あなたは火の旋風に包まれ、火の馬の引く車に乗せられ天に上げられた。
あなたは、書き記されているとおり、定められた時に備える者。
神の怒りが激しくなる前に、これを静め、
父の心を子に向けさせ、ヤコブの諸部族を立て直す者。
あなたを見る者、また、愛のうちに眠りについた者は幸いである。
確かに、わたしたちも生きるであろう。

福音朗読  マタイによる福音書 17:10-13
(山を下りるとき、弟子たちは)イエスに、「なぜ、律法学者は、まずエリヤが来るはずだと言っているのでしょうか」と尋ねた。イエスはお答えになった。「確かにエリヤが来て、すべてを元どおりにする。言っておくが、エリヤは既に来たのだ。人々は彼を認めず、好きなようにあしらったのである。人の子も、そのように人々から苦しめられることになる。」そのとき、弟子たちは、イエスが洗礼者ヨハネのことを言われたのだと悟った。

祈りのヒント
祈っているとき「慰めが来ないから主が答えてくださっていない」と思ったり、日々生活しているとき、「まだ大丈夫だろう」と慢心したりしてしまいます。いつも共にいてくださるあなたからの呼びかけに、どんなときにも気づき、応えることができますように。
(毎日のみことば 2021-12-11 )

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