12月11日 待降節第2水曜日

第一朗読  イザヤ書 40:25-31
お前たちはわたしを誰に似せ 誰に比べようとするのか、と聖なる神は言われる。
目を高く上げ、誰が天の万象を創造したかを見よ。それらを数えて、引き出された方 それぞれの名を呼ばれる方の 力の強さ、激しい勢いから逃れうるものはない。
ヤコブよ、なぜ言うのか イスラエルよ、なぜ断言するのか わたしの道は主に隠されている、と わたしの裁きは神に忘れられた、と。
あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。主は、とこしえにいます神 地の果てに及ぶすべてのものの造り主。
倦むことなく、疲れることなく その英知は究めがたい。疲れた者に力を与え 勢いを失っている者に大きな力を与えられる。
若者も倦み、疲れ、勇士もつまずき倒れようが 主に望みをおく人は新たな力を得 鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。

福音朗読  マタイによる福音書 11:28-30
(そのとき、イエスは言われた。)疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」

祈りのヒント
「休ませてあげよう」と招くイエスの軛につながってみよう。イエスが隣にいて、わたしの重荷を共に担って歩み出す。
イエスに連帯する歩みは、自分の思い通りにはならず、自分の様々なエゴが見え隠れするが、イエスとの絆のうちに、忍耐にも喜びがあり、心から仕える愛には囚われがないことを学びながら、心が解放されていく。
愛に開かれて背負う荷は重荷ではなく、イエスと共に在る心は穏やかだ。
(毎日のみことば 2024-12-11)

ページ上部へ戻る