毎日のみことば
12月13日 聖ルチアおとめ殉教者

第一朗読 シラ書 48:1-4、9-11
(そのころ、)火のような預言者エリヤが登場した。彼の言葉は松明のように燃えていた。彼は人々に飢饉をもたらし、その熱意をもって人々の数を減らした。彼は主の言葉によって天を閉ざし、三度、火を降らせた。エリヤよ、あなたはその驚くべき業のゆえに、どれほどほめたたえられたことだろうか。あなたと等しく誇りうる者があろうか。あなたは火の旋風に包まれ、火の馬の引く車に乗せられ天に上げられた。あなたは、書き記されているとおり、定められた時に備える者。神の怒りが激しくなる前に、これを静め、父の心を子に向けさせ、ヤコブの諸部族を立て直す者。あなたを見る者、また、愛のうちに眠りについた者は幸いである。確かに、わたしたちも生きるであろう。
福音朗読 マタイによる福音 17:10-13
(山を下りるとき、弟子たちは)イエスに、「なぜ、律法学者は、まずエリヤが来るはずだと言っているのでしょうか」と尋ねた。イエスはお答えになった。「確かにエリヤが来て、すべてを元どおりにする。言っておくが、エリヤは既に来たのだ。人々は彼を認めず、好きなようにあしらったのである。人の子も、そのように人々から苦しめられることになる。」そのとき、弟子たちは、イエスが洗礼者ヨハネのことを言われたのだと悟った。
| 祈りのヒント |
| エリヤが殺されたり、メシアが苦しみを受けるはずはない。わたしたちは自分が思い描く期待と異なることは認めようとしないが、神の真実は、人の思いや計らいでつくり出せない。神の救いの道筋には、神のみ旨に従い通すヨハネやイエスの犠牲の愛がある。神のみえない真実を悟れるのは、イエスへの信頼! 主よ!自分の囚われに留まることなく、あなたの愛の計らいに目を向けて歩む信仰をいただきたいのです。 |
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| (毎日のみことば 2025-12-13) |

