12月16日 待降節第3水曜日

第一朗読  イザヤ書 45:6b-8、18、21b-25
わたしが主、ほかにはいない。光を造り、闇を創造し平和をもたらし、災いを創造する者。わたしが主、これらのことをするものである。
天よ、露を滴らせよ。雲よ、正義を注げ。地が開いて、救いが実を結ぶように。恵みの御業が共に芽生えるように。わたしは主、それを創造する。
神である方、天を創造し、地を形づくり 造り上げて、固く据えられた方 混沌として創造されたのではなく 人の住む所として形づくられた方 主は、こう言われる。わたしが主、ほかにはいない。
わたしをおいて神はない。正しい神、救いを与える神は わたしのほかにはない。地の果てのすべての人々よ わたしを仰いで、救いを得よ。わたしは神、ほかにはいない。わたしは自分にかけて誓う。わたしの口から恵みの言葉が出されたならばその言葉は決して取り消されない。わたしの前に、すべての膝はかがみ すべての舌は誓いを立て 恵みの御業と力は主にある、とわたしに言う。主に対して怒りを燃やした者はことごとく主に服し、恥を受ける。イスラエルの子孫はすべて主によって、正しい者とされて誇る。

福音朗読  ルカによる福音書 7:18b-23
(そのとき、)ヨハネは弟子の中から二人を呼んで、主のもとに送り、こう言わせた。「来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか。」二人はイエスのもとに来て言った。「わたしたちは洗礼者ヨハネからの使いの者ですが、『来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか』とお尋ねするようにとのことです。」そのとき、イエスは病気や苦しみや悪霊に悩んでいる多くの人々をいやし、大勢の盲人を見えるようにしておられた。それで、二人にこうお答えになった。「行って、見聞きしたことをヨハネに伝えなさい。目の見えない人は見え、足の不自由な人は歩き、重い皮膚病を患っている人は清くなり、耳の聞こえない人は聞こえ、死者は生き返り、貧しい人は福音を告げ知らされている。わたしにつまずかない人は幸いである。」

祈りのヒント
病気や苦しみや悪霊に悩む人々にはいやされた喜びを、盲人には見えるようになった喜びをイエスはお与えになった。それは、来たるべき方、“救い主”であるしるしであった。
「わたしにつまずかない人は幸いである。」救い主イエスに信頼して、いやされた喜びを味わおう。
主よ、あなたを信じます。わたしたちをいやしてください。
(毎日のみことば 2020-12-16)

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