12月2日 待降節第1木曜日

第一朗読  イザヤ書 26:1-6
その日には、ユダの地でこの歌がうたわれる。我らには、堅固な都がある。救いのために、城壁と堡塁が築かれた。
城門を開け、神に従い、信仰を守る民が入れるように。
堅固な思いを、あなたは平和に守られる、あなたに信頼するゆえに、平和に。
どこまでも主に信頼せよ、主こそはとこしえの岩。
主は高い所に住まう者を引きおろし、築き上げられた都を打ち倒し、地に打ち倒して、塵に伏させる。
貧しい者の足がそれを踏みにじり、弱い者の足が踏みつけて行く。

福音朗読  マタイによる福音書 7:21、24-27
(そのとき、イエスは弟子たちに言われた。)「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。
「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」

祈りのヒント
みことばの解説を読んで知識を得る。信仰に生ききった先人たちに憧れる。宗教音楽に感動する。いずれも心地よい時間だが、それらで一日を埋めても岩の土台にはならないのだ。自分自身の体験ではないからだ。非日常ではなく、日常に向き合おう。神の目をもって。
(毎日のみことば 2021-12-02 )

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