12月5日 待降節第1木曜日

第一朗読  イザヤ書 26:1-6
その日には、ユダの地でこの歌がうたわれる。我らには、堅固な都がある。救いのために、城壁と堡塁が築かれた。城門を開け、神に従い、信仰を守る民が入れるように。堅固な思いを、あなたは平和に守られる、あなたに信頼するゆえに、平和に。どこまでも主に信頼せよ、主こそはとこしえの岩。主は高い所に住まう者を引きおろし、築き上げられた都を打ち倒し、地に打ち倒して、塵に伏させる。貧しい者の足がそれを踏みにじり、弱い者の足が踏みつけて行く。

福音朗読  マタイによる福音書 7:21、24-27
(そのとき、イエスは弟子たちに言われた。)「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。
「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」

祈りのヒント
誰でも、岩の上に建てられた家が、砂の上に建てられた家と大きく異なることを知っています。雨が降り、風が吹くにつれて、砂の上に建てられた家は少しずつ倒れてしまうので、そのような家の所有者は心配して恐れるようになります。反対に、家が岩の上にある場合は、嵐の真っ只中でも、人間は平和でいられるようになります。

主イエスよ、今日の福音を振り返る時、あなたが私の土台であるかどうかと私は自問します。私の岩の土台となるために、あなたは世界に来て、永遠の命の言葉を与えてくださいます。幸せと平和への道はあなたの言葉を聞いて行うことだと思います。

(毎日のみことば 2019-12-05)

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