2月27日 四旬節第2火曜日

第一朗読  イザヤ書 1:10、16-20
ソドムの支配者らよ、主の言葉を聞け。
ゴモラの民よわたしたちの神の教えに耳を傾けよ。
(お前たちの手を)洗って、清くせよ。
悪い行いをわたしの目の前から取り除け。
悪を行うことをやめ
善を行うことを学び
裁きをどこまでも実行して
搾取する者を懲らし、孤児の権利を守り
やもめの訴えを弁護せよ。
論じ合おうではないか、と主は言われる。
たとえ、お前たちの罪が緋のようでも
雪のように白くなることができる。
たとえ、紅のようであっても
羊の毛のようになることができる。
お前たちが進んで従うなら
大地の実りを食べることができる。
かたくなに背くなら、剣の餌食になる。
主の口がこう宣言される。

福音朗読  マタイによる福音書 23:1-12
(そのとき、)イエスは群衆と弟子たちにお話しになった。「律法学者たちやファリサイ派の人々は、モーセの座に着いている。だから、彼らが言うことは、すべて行い、また守りなさい。しかし、彼らの行いは、見倣ってはならない。言うだけで、実行しないからである。彼らは背負いきれない重荷をまとめ、人の肩に載せるが、自分ではそれを動かすために、指一本貸そうともしない。そのすることは、すべて人に見せるためである。聖句の入った小箱を大きくしたり、衣服の房を長くしたりする。宴会では上座、会堂では上席に座ることを好み、また、広場で挨拶されたり、『先生』と呼ばれたりすることを好む。だが、あなたがたは『先生』と呼ばれてはならない。あなたがたの師は一人だけで、あとは皆兄弟なのだ。また、地上の者を『父』と呼んではならない。あなたがたの父は天の父おひとりだけだ。『教師』と呼ばれてもいけない。あなたがたの教師はキリスト一人だけである。あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。

 

祈りのヒント
急速に移り変わりゆく社会で生涯必要とされているのが、学びである。
時代の要請と共に生涯学習の内容は異なっていくが、私たちキリスト者にとって変わらぬ主要科目がある。
それは「愛と謙遜」である。
教え導く担当者は「キリスト一人だけである。」
心を磨き、キリストに似た者となれますように。
(毎日のみことば 2018-02-27)

ページ上部へ戻る