毎日のみことば
2月27日 年間第7水曜日
第一朗読 シラ書(集会の書) 4:11-19
知恵は、それに従う子らを高め、これを追い求める者を助ける。知恵を愛する者は、命を愛する者。朝早く起きて知恵を求める者は、喜びに満たされる。知恵を得る者は、誉れを受け継ぎ、行く先々で、主から祝福される。知恵に仕える者は、聖なる方に奉仕する者。知恵を愛する者は、主から愛される。知恵に聞き従う者は、諸国民を正しく裁き、知恵に心を向ける者は、安らかに暮らす。知恵を信頼すれば、知恵が与えられ、子孫もその知恵を受け継ぐ。知恵は、最初、お前を険しい道に連れて行き、恐れの気持を抱かせて、おじけさせる。知恵の試練は、お前を激しく苦しめる。知恵は、お前を信頼するまで、数々の要求を突きつけて、お前を試みる。だがすぐに、知恵は再びお前のもとに来て、お前を喜ばせ、その真意を明らかに示す。しかし、お前が道をそれるなら、知恵はお前を見捨て、お前が破滅していくにまかせる。
福音朗読 マルコによる福音書 9:38-40
(そのとき、)ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。
祈りのヒント |
福音を伝えることの難しさを私たちは嘆いていないだろうか。本来の宣教は前程万里、多くの可能性に満ち満ちている。なぜならばいつも慈しみ深い神が共にいてくださるから。イエスは「逆らわない者は味方」と言い、少しでも可能性がある者はすべて受け入れていた。可能性を閉じているのはわたし自身ではないだろうか。忍耐を持って主を証ししていくことができますように。 |
(毎日のみことば 2019-02-27) |