2月4日 年間第4木曜日

第一朗読  ヘブライ人への手紙 12:18-19、21-24
(皆さん、)あなたがたは手で触れることができるものや、燃える火、黒雲、暗闇、暴風、ラッパの音、更に、聞いた人々がこれ以上語ってもらいたくないと願ったような言葉の声に、近づいたのではありません。また、その様子があまりにも恐ろしいものだったので、モーセすら、「わたしはおびえ、震えている」と言ったほどです。しかし、あなたがたが近づいたのは、シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム、無数の天使たちの祝いの集まり、天に登録されている長子たちの集会、すべての人の審判者である神、完全なものとされた正しい人たちの霊、新しい契約の仲介者イエス、そして、アベルの血よりも立派に語る注がれた血です。

福音朗読  マルコによる福音書 6:7-13
(そのときイエスは)十二人を呼び寄せ、二人ずつ組にして遣わすことにされた。その際、汚れた霊に対する権能を授け、旅には杖一本のほか何も持たず、パンも、袋も、また帯の中に金も持たず、ただ履物は履くように、そして「下着は二枚着てはならない」と命じられた。また、こうも言われた。「どこでも、ある家に入ったら、その土地から旅立つときまで、その家にとどまりなさい。しかし、あなたがたを迎え入れず、あなたがたに耳を傾けようともしない所があったら、そこを出ていくとき、彼らへの証しとして足の裏の埃を払い落としなさい。」十二人は出かけて行って、悔い改めさせるために宣教した。そして、多くの悪霊を追い出し、油を塗って多くの病人をいやした。

祈りのヒント
主イエスよ、私たちが自身の能力や他の手段に頼ることなく、あなたのように軽やかで穏やかな旅路を歩むことができますように。私たちもあなたのように福音を宣教し、悪魔を追い出し、病気の人々をいやすことができますように。
悪、不正、破壊の闇を撃退する力を私たちに与えてください。肉体的にも精神的にも苦しんでいる多くの人々の涙を乾かすのを手伝ってください。
主イエスよ、世界はとても広大で、私たちの腕は小さすぎます。優しく軽やかに手をつないで、あなたの道を信頼することを教えてください。
(毎日のみことば 2021-02-04)

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