3月17日 日本の信徒発見の聖母

第一朗読  イザヤ書 9:1-6
闇の中を歩む民は、大いなる光を見
死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。
あなたは深い喜びと 大きな楽しみをお与えになり
人々は御前に喜び祝った。刈り入れの時を祝うように
戦利品を分け合って楽しむように。
彼らの負う軛、肩を打つ杖、虐げる者の鞭を
あなたはミディアンの日のように 折ってくださった。
地を踏み鳴らした兵士の靴
血にまみれた軍服はことごとく
火に投げ込まれ、焼き尽くされた。
ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」と唱えられる。
ダビデの王座とその王国に権威は増し平和は絶えることがない。
王国は正義と恵みの業によって 今もそしてとこしえに、立てられ支えられる。
万軍の主の熱意がこれを成し遂げる。

(または△エフェソ 1・3-6,11-12)

福音朗読  ヨハネによる福音書 19:25-27
(そのとき、)イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、クロパの妻マリアとマグダラのマリアとが立っていた。イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、母に、「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた。 それから弟子に言われた。「見なさい。あなたの母です。」そのときから、この弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。

祈りのヒント
イエスを愛し、信じる同じ心を、互いに見つめ受け入れるとき、止まっていた時間が動きだす。
支え合う互いの存在が、信仰を保ち続ける力となることを、「日本の信徒発見」は教えてくれた。
十字架上の苦しみの淵から向けられたイエスの言葉は、戦争、疫病、自然災害…様々な苦しみ、痛み、悲しみにも向けられている。
イエスの愛に結ばれ、出会いの中に愛の光が見出せるよう、聖母と共に祈り、証ししていけますように!
(毎日のみことば 2023-03-17)

ページ上部へ戻る