3月18日 四旬節第2火曜日

第一朗読  イザヤ書 1:10、16-20
ソドムの支配者らよ、主の言葉を聞け。ゴモラの民よわたしたちの神の教えに耳を傾けよ。
(お前たちの手を)洗って、清くせよ。悪い行いをわたしの目の前から取り除け。
悪を行うことをやめ 善を行うことを学び 裁きをどこまでも実行して
搾取する者を懲らし、孤児の権利を守り やもめの訴えを弁護せよ。
論じ合おうではないか、と主は言われる。
たとえ、お前たちの罪が緋のようでも 雪のように白くなることができる。
たとえ、紅のようであっても 羊の毛のようになることができる。
お前たちが進んで従うなら 大地の実りを食べることができる。
かたくなに背くなら、剣の餌食になる。主の口がこう宣言される。

福音朗読  マタイによる福音書 23:1-12
(そのとき、)イエスは群衆と弟子たちにお話しになった。「律法学者たちやファリサイ派の人々は、モーセの座に着いている。だから、彼らが言うことは、すべて行い、また守りなさい。しかし、彼らの行いは、見倣ってはならない。言うだけで、実行しないからである。彼らは背負いきれない重荷をまとめ、人の肩に載せるが、自分ではそれを動かすために、指一本貸そうともしない。そのすることは、すべて人に見せるためである。聖句の入った小箱を大きくしたり、衣服の房を長くしたりする。宴会では上座、会堂では上席に座ることを好み、また、広場で挨拶されたり、『先生』と呼ばれたりすることを好む。だが、あなたがたは『先生』と呼ばれてはならない。あなたがたの師は一人だけで、あとは皆兄弟なのだ。また、地上の者を『父』と呼んではならない。あなたがたの父は天の父おひとりだけだ。『教師』と呼ばれてもいけない。あなたがたの教師はキリスト一人だけである。あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」

祈りのヒント
イエスは、ファリサイ派と律法学者について、弟子たちに伝えた。彼らがモーセの座に着いている以上、彼らが言うことはすべて守り、しかし行いは見習ってはならないと。彼らは言うだけで実行せず、すべて人に見せるために行う。宴会では上座、会堂では上席に座りたがり、先生と呼ばれたがると。イエスは、師は一人だけで、あとは皆兄弟、あなたがたの父は天の父おひとりしかおらず、教師はキリスト一人だけであると、厳しく断罪した。

イエスの考え方に従う。見栄えではなく、他人からの評価でもなく神について行くイエスに従う。

(毎日のみことば 2025-03-18)

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