3月2日 四旬節第2火曜日

第一朗読  イザヤ書 1:10、16-20
ソドムの支配者らよ、主の言葉を聞け。ゴモラの民よわたしたちの神の教えに耳を傾けよ。
(お前たちの手を)洗って、清くせよ。悪い行いをわたしの目の前から取り除け。悪を行うことをやめ 善を行うことを学び裁きをどこまでも実行して 搾取する者を懲らし、孤児の権利を守り やもめの訴えを弁護せよ。
論じ合おうではないか、と主は言われる。たとえ、お前たちの罪が緋のようでも 雪のように白くなることができる。たとえ、紅のようであっても 羊の毛のようになることができる。お前たちが進んで従うなら 大地の実りを食べることができる。かたくなに背くなら、剣の餌食になる。主の口がこう宣言される。

福音朗読  マタイによる福音書 23:1-12
(そのとき、)イエスは群衆と弟子たちにお話しになった。「律法学者たちやファリサイ派の人々は、モーセの座に着いている。だから、彼らが言うことは、すべて行い、また守りなさい。しかし、彼らの行いは、見倣ってはならない。言うだけで、実行しないからである。彼らは背負いきれない重荷をまとめ、人の肩に載せるが、自分ではそれを動かすために、指一本貸そうともしない。そのすることは、すべて人に見せるためである。聖句の入った小箱を大きくしたり、衣服の房を長くしたりする。宴会では上座、会堂では上席に座ることを好み、また、広場で挨拶されたり、『先生』と呼ばれたりすることを好む。だが、あなたがたは『先生』と呼ばれてはならない。あなたがたの師は一人だけで、あとは皆兄弟なのだ。また、地上の者を『父』と呼んではならない。あなたがたの父は天の父おひとりだけだ。『教師』と呼ばれてもいけない。あなたがたの教師はキリスト一人だけである。あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」

祈りのヒント
 わたしたちは常に誰かから認められたいと思っています。そして高く評価されたらうれしくなります。しかし、他人からの評価などあてにはなりません。明日にはその評価は変わっているかもしれませんし、そもそも他の人からは低く評価されているかもしれません。だけど、神は違います。神はいつもあなたを見守ってくださっています。神の不変の愛を信頼して、いつもへりくだっていましょう。そんなあなたを神はいつも認めてくださいます。それだけで十分です。
(毎日のみことば 2021-3-2)

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