毎日のみことば
4月20日 復活節第2木曜日
第一朗読 使徒言行録 5:27-33
(その日、神殿守衛長と下役たちが)使徒たちを引いて来て最高法院の中に立たせると、大祭司が尋問した。「あの名によって教えてはならないと、厳しく命じておいたではないか。それなのに、お前たちはエルサレム中に自分の教えを広め、あの男の血を流した責任を我々に負わせようとしている。」ペトロとほかの使徒たちは答えた。「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません。わたしたちの先祖の神は、あなたがたが木につけて殺したイエスを復活させられました。神はイスラエルを悔い改めさせ、その罪を赦すために、この方を導き手とし、救い主として、御自分の右に上げられました。わたしたちはこの事実の証人であり、また、神が御自分に従う人々にお与えになった聖霊も、このことを証ししておられます。」
これを聞いた者たちは激しく怒り、使徒たちを殺そうと考えた。
福音朗読 ヨハネによる福音書 3:31-36
上から来られる方は、すべてのものの上におられる。地から出る者は地に属し、地に属する者として語る。天から来られる方は、すべてのものの上におられる。この方は、見たこと、聞いたことを証しされるが、だれもその証しを受け入れない。その証しを受け入れる者は、神が真実であることを確認したことになる。神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。神が“霊”を限りなくお与えになるからである。御父は御子を愛して、その手にすべてをゆだねられた。御子を信じる人は永遠の命を得ているが、御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる。
祈りのヒント |
イエスはいつでも神とともにあり、神のまなざして世界を見つめ、神のみ言葉を語られます。私たちにも同じ神の愛が注がれているのに、つい人の視点で物事を判断して絶望したり、周りに流されて自分を見失ってしまいがちです。 道から逸れたら、何度でもイエスのもとに立ち戻りましょう。イエスとともにイエスのように神の愛を生きることができますように。 |
(毎日のみことば 2023-04-20) |