5月22日 年間第7水曜日

第一朗読  ヤコブの手紙 4:13-17
(愛する皆さん、)よく聞きなさい。「今日か明日、これこれの町へ行って一年間滞在し、商売をして金もうけをしよう」と言う人たち、あなたがたには自分の命がどうなるか、明日のことは分からないのです。あなたがたは、わずかの間現れて、やがて消えて行く霧にすぎません。むしろ、あなたがたは、「主の御心であれば、生き永らえて、あのことやこのことをしよう」と言うべきです。ところが、実際は、誇り高ぶっています。そのような誇りはすべて、悪いことです。人がなすべき善を知りながら、それを行わないのは、その人にとって罪です。

福音朗読  マルコによる福音書 9:38-40
(そのとき、)ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。」

祈りのヒント
イエスは「わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである」と述べた。
百戦錬磨の戦術家のような発言である。少数派であるキリスト者にとって、すべての町の人々が仲間となることはあり得ない。むしろ、イエスのような考え方が実際的である。
イエスに従う私たちも、主に一層よりそうように、主に祈る。
(毎日のみことば 2024-05-22)

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