6月21日 聖アロイジオ・ゴンザガ修道者

第一朗読  シラ書 48:1-14
火のような預言者エリヤが登場した。彼の言葉は松明のように燃えていた。
彼は人々に飢饉をもたらし、
その熱意をもって人々の数を減らした。
彼は主の言葉によって天を閉ざし、
三度、火を降らせた。
エリヤよ、あなたはその驚くべき業のゆえに、
どれほどほめたたえられたことだろうか。
あなたと等しく誇りうる者があろうか。
あなたはいと高き方の言葉によって
死者を死から、陰府から立ち上がらせた。
あなたは王たちを破滅に導き、
名士たちを安眠の床から引きずり降ろした。
あなたはシナイ山で非難の言葉を聞き、
また、ホレブの山で裁きの宣告を聞いて、
王たちに油を注いで報復させ、
預言者たちに油を注いで後継者とした。
あなたは火の旋風に包まれ、
火の馬の引く車に乗せられ天に上げられた。
あなたは、書き記されているとおり、
定められた時に備える者。

神の怒りが激しくなる前に、これを静め、
父の心を子に向けさせ、
ヤコブの諸部族を立て直す者。
あなたを見る者、
また、愛のうちに眠りについた者は幸いである。
確かに、わたしたちも生きるであろう。

エリヤが旋風の中に姿を隠したとき、
エリシャはエリヤの霊に満たされた。
彼は生涯、どんな支配者にも動ずることなく、
だれからも力で抑えつけられることはなかった。
彼にとって手に余ることは何もなく、
死後もその体は預言の力を失わなかった。
彼は生きている間、不思議な業を行い、
死後もなお驚くべき業を行った。

福音朗読  マタイによる福音書 6:7-15
(そのとき、イエスは弟子たちに言われた。)「あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。彼らのまねをしてはならない。あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。だから、こう祈りなさい。

『天におられるわたしたちの父よ、
御名が崇められますように。
御国が来ますように。
御心が行われますように、天におけるように地の上にも。
わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
わたしたちの負い目を赦してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を赦しましたように。
わたしたちを誘惑に遭わせず、悪い者から救ってください。』

もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない。」

祈りのヒント
天の御父はわたしに必要なものをご存知です。わたしは御父から愛され、ゆるされ、救われていることを知っています。
でも、わたしは最も大切な人を愛せません、ゆるせません。わたしの主への信頼と信仰を強めてください。
わたしを自分から解放してください。愛せるわたし、ゆるせるわたしになりたいのです。
あなたの愛に飛び込む勇気をお与えください。
(毎日のみことば 2018-06-21)

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