7月14日 年間第15木曜日

第一朗読  イザヤ書 26:7-9、12、16-19
神に従う者の行く道は平らです。あなたは神に従う者の道をまっすぐにされる。
主よ、あなたの裁きによって定められた道を歩み わたしたちはあなたを待ち望みます。
あなたの御名を呼び、たたえることは わたしたちの魂の願いです。
わたしの魂は夜あなたを捜し わたしの中で霊はあなたを捜し求めます。
あなたの裁きが地に行われるとき 世界に住む人々は正しさを学ぶでしょう。
主よ、平和をわたしたちにお授けください。
わたしたちのすべての業を 成し遂げてくださるのはあなたです。
主よ、苦難に襲われると 人々はあなたを求めます。
あなたの懲らしめが彼らに臨むと 彼らはまじないを唱えます。
妊婦に出産のときが近づくと もだえ苦しみ、叫びます。
主よ、わたしたちもあなたの御前で このようでした。
わたしたちははらみ、産みの苦しみをしました。
しかしそれは風を産むようなものでした。
救いを国にもたらすこともできず 地上に住む者を 産み出すこともできませんでした。
あなたの死者が命を得 わたしのしかばねが立ち上がりますように。
塵の中に住まう者よ、目を覚ませ、喜び歌え。
あなたの送られる露は光の露。あなたは死霊の地にそれを降らせられます。

福音朗読  マタイによる福音書 11:28-30
(そのとき、イエスは言われた。)「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」

祈りのヒント
この世の生活に疲れ、種々の重荷を背負って生きるわたしたちに、イエスは「わたしのもとに来なさい」と招く。
行ってみよう。イエスの軛につながれば、イエスの声をきき、いつも一緒にいることができる。
勝手な方向に歩もうとしても、イエスの導く方向に引き戻される。
イエスの優しさ、穏やかさのなかで、狭い心が広げられ、仕えることを学ぶ。
イエスが共にいることに喜びを感じながら背負う荷物は、もう重荷ではない。自分の荷物(十字架)を背負い、イエスに従うことを学んでいるわたしがいる。
意外にも心は穏やかで自由だ。
(毎日のみことば 2022-07-14)

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