7月18日 年間第16月曜日

第一朗読  ミカ書 6:1-4、6-8
聞け、主の言われることを。立って、告発せよ、山々の前で。
峰々にお前の声を聞かせよ。聞け、山々よ、主の告発を。とこしえの地の基よ。
主は御自分の民を告発し イスラエルと争われる。
「わが民よ。わたしはお前に何をしたというのか。何をもってお前を疲れさせたのか。
わたしに答えよ。わたしはお前をエジプトの国から導き上り 奴隷の家から贖った。
また、モーセとアロンとミリアムを お前の前に遣わした。」
何をもって、わたしは主の御前に出で いと高き神にぬかずくべきか。
焼き尽くす献げ物として 当歳の子牛をもって御前に出るべきか。
主は喜ばれるだろうか 幾千の雄羊、幾万の油の流れを。
わが咎を償うために長子を 自分の罪のために胎の実をささげるべきか。
人よ、何が善であり 主が何をお前に求めておられるかは お前に告げられている。
正義を行い、慈しみを愛し へりくだって神と共に歩むこと、これである。

福音朗読  マタイによる福音書 12:38-42
(そのとき、)何人かの律法学者とファリサイ派の人々がイエスに、「先生、しるしを見せてください」と言った。イエスはお答えになった。「よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。つまり、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、大地の中にいることになる。ニネベの人たちは裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。ここに、ヨナにまさるものがある。また、南の国の女王は裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。この女王はソロモンの知恵を聞くために、地の果てから来たからである。ここに、ソロモンにまさるものがある。」

祈りのヒント
 イエスの言葉と行動を信じながらも、「しるし」を見せてほしいと願う律法学者とファリサイ派の人々。時に、私たちも同じ思いをいだくことがあるのではないか。「主よ、しるしを見せてください」と。我々がこの思いを口にしたときの、イエスの横顔はどうだろうか。
これまでいただいた恵みを、いただいた力を、思い返し、感謝して祈る。
(毎日のみことば 2022-07-18)

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