7月23日 年間第16火曜日

第一朗読  ミカ書 7:14-15、18-20
(主よ、)あなたの杖をもって 御自分の民を牧してください あなたの嗣業である羊の群れを。
彼らが豊かな牧場の森にただひとり守られて住み 遠い昔のように、バシャンとギレアドで草をはむことができるように。
お前がエジプトの地を出たときのように 彼らに驚くべき業をわたしは示す。
あなたのような神がほかにあろうか 咎を除き、罪を赦される神が。
神は御自分の嗣業の民の残りの者に いつまでも怒りを保たれることはない 神は慈しみを喜ばれるゆえに。
主は再び我らを憐れみ 我らの咎を抑え すべての罪を海の深みに投げ込まれる。
どうか、ヤコブにまことを アブラハムに慈しみを示してください その昔、我らの父祖にお誓いになったように。

福音朗読  マタイによる福音書 12:46-50
イエスがなお群衆に話しておられるとき、その母と兄弟たちが、話したいことがあって外に立っていた。そこで、ある人がイエスに、「御覧なさい。母上と御兄弟たちが、お話ししたいと外に立っておられます」と言った。しかし、イエスはその人にお答えになった。「わたしの母とはだれか。わたしの兄弟とはだれか。」そして、弟子たちの方を指して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、わたしの兄弟、姉妹、また母である。」

祈りのヒント
イエスの家族がイエスを心配して訪ねてきました。
今ほど、交通手段も通信手段も発達していない時代で、住所不定で活動をするイエスを見つけ出すのは大変だったと思います。やっと見つけたと思ったら、イエスにとっての家族は血縁ではなく、神様とのつながりを持つ、ここにいる人たち、と言われてしまいました。
イエスの家族、特に母マリアはどんな思いだったでしょう。
(毎日のみことば 2024-07-23)

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