7月30日 年間第17木曜日

第一朗読  エレミヤ書 18:1-6
主からエレミヤに臨んだ言葉。「立って、陶工の家に下って行け。そこでわたしの言葉をあなたに聞かせよう。」わたしは陶工の家に下って行った。彼はろくろを使って仕事をしていた。陶工は粘土で一つの器を作っても、気に入らなければ自分の手で壊し、それを作り直すのであった。そのとき主の言葉がわたしに臨んだ。「イスラエルの家よ、この陶工がしたように、わたしもお前たちに対してなしえないと言うのか、と主は言われる。見よ、粘土が陶工の手の中にあるように、イスラエルの家よ、お前たちはわたしの手の中にある。」

福音朗読  マタイによる福音書 13:47-53
(そのとき、イエスは人々に言われた。)「また、天の国は次のようにたとえられる。網が湖に投げ降ろされ、いろいろな魚を集める。網がいっぱいになると、人々は岸に引き上げ、座って、良いものは器に入れ、悪いものは投げ捨てる。世の終わりにもそうなる。天使たちが来て、正しい人々の中にいる悪い者どもをより分け、燃え盛る炉の中に投げ込むのである。悪い者どもは、そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。」
「あなたがたは、これらのことがみな分かったか。」弟子たちは、「分かりました」と言った。そこで、イエスは言われた。「だから、天の国のことを学んだ学者は皆、自分の倉から新しいものと古いものを取り出す一家の主人に似ている。」
イエスはこれらのたとえを語り終えると、そこを去(った。)

祈りのヒント
「自分の倉から新しいものと古いものを取り出す一家の主人」
きっと彼の倉庫は、在庫管理がしっかりされていて、どれがいつのものか分かり、自由に取り出せる状態なのでしょう。
天の国、神の国のことを学ぶ時、神様と一緒に、自分の過去や価値観を見つめることになります。
いつのまにか自分を縛っていた過去や価値観、それから自由になり、神様と今を生きることができますように。
(毎日のみことば 2020-07-30)

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