7月4日 年間第13水曜日

第一朗読  アモス書 5:14-15、21-24
善を求めよ、悪を求めるなお前たちが生きることができるために。そうすれば、お前たちが言うように万軍の神なる主はお前たちと共にいてくださるだろう。悪を憎み、善を愛せよまた、町の門で正義を貫け。あるいは、万軍の神なる主がヨセフの残りの者を憐れんでくださることもあろう。
(主は言われる)わたしはお前たちの祭りを憎み、退ける。祭りの献げ物の香りも喜ばない。たとえ、焼き尽くす献げ物をわたしにささげても穀物の献げ物をささげてもわたしは受け入れず肥えた動物の献げ物も顧みない。
お前たちの騒がしい歌をわたしから遠ざけよ。竪琴の音もわたしは聞かない。正義を洪水のように恵みの業を大河のように尽きることなく流れさせよ。

福音朗読  マタイによる福音書 8:28-34
(そのとき、)イエスが向こう岸のガダラ人の地方に着かれると、悪霊に取りつかれた者が二人、墓場から出てイエスのところにやって来た。二人は非常に狂暴で、だれもその辺りの道を通れないほどであった。突然、彼らは叫んだ。「神の子、かまわないでくれ。まだ、その時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。」はるかかなたで多くの豚の群れがえさをあさっていた。そこで、悪霊どもはイエスに、「我々を追い出すのなら、あの豚の中にやってくれ」と願った。イエスが、「行け」と言われると、悪霊どもは二人から出て、豚の中に入った。すると、豚の群れはみな崖を下って湖になだれ込み、水の中で死んだ。豚飼いたちは逃げ出し、町に行って、悪霊に取りつかれた者のことなど一切を知らせた。すると、町中の者がイエスに会おうとしてやって来た。そして、イエスを見ると、その地方から出て行ってもらいたいと言った。

祈りのヒント
悪魔は死のしるしです。悪魔に取りつかれた者は、非常に狂暴で、誰もその人に近づくことができなくなり、彼と共にいることもできなくなります。この世の中には、そのような人々が少なくないと思います。しかし、悪魔より主イエスの方が、力強いのです。主イエスは命のしるしです。主イエスをわたしたち自身の生活に迎え入れましょう。
(毎日のみことば 2018-07-04)

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