7月6日 年間第13土曜日

第一朗読  アモス書 9:11-15
(主は言われる。)その日には わたしはダビデの倒れた仮庵を復興し その破れを修復し、廃虚を復興して 昔の日のように建て直す。
こうして、エドムの生き残りの者と わが名をもって呼ばれるすべての国を 彼らに所有させよう、と主は言われる。主はこのことを行われる。
見よ、その日が来れば、と主は言われる。耕す者は、刈り入れる者に続き ぶどうを踏む者は、種蒔く者に続く。
山々はぶどうの汁を滴らせ すべての丘は溶けて流れる。わたしは、わが民イスラエルの繁栄を回復する。
彼らは荒された町を建て直して住み ぶどう畑を作って、ぶどう酒を飲み 園を造って、実りを食べる。
わたしは彼らをその土地に植え付ける。わたしが与えた地から 再び彼らが引き抜かれることは決してないと あなたの神なる主は言われる。

福音朗読  マタイによる福音書 9:14-17
(そのとき、)ヨハネの弟子たちがイエスのところに来て、「わたしたちとファリサイ派の人々はよく断食しているのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか」と言った。イエスは言われた。「花婿が一緒にいる間、婚礼の客は悲しむことができるだろうか。しかし、花婿が奪い取られる時が来る。そのとき、彼らは断食することになる。だれも、織りたての布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。新しい布切れが服を引き裂き、破れはいっそうひどくなるからだ。新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。そうすれば、両方とも長もちする。」

祈りのヒント
旧約聖書の時代は、律法を正確に守り、執り行うことが重要だった。しかし、イエスが来たいま、律法を守っていく時代は終わったのだ。旧約時代の律法の価値観に、福音という新たな価値観を継ぎ接ぎすることはできない。福音は喜びの訪れである。喜びの訪れを告げ知らせることが最優先になる。私たちも福音の喜びを告げ知らせることができますように。
(毎日のみことば 2024-07-06)

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