9月22日 年間第25火曜日

第一朗読  箴言 21:1-6、10-13
主の御手にあって王の心は水路のよう。主は御旨のままにその方向を定められる。人間の道は自分の目に正しく見える。主は心の中を測られる。神に従い正義を行うことは いけにえをささげるよりも主に喜ばれる。高慢なまなざし、傲慢な心は神に逆らう者の灯、罪。
勤勉な人はよく計画して利益を得 あわてて事を行う者は欠損をまねく。うそをつく舌によって財宝を積む者は 吹き払われる息、死を求める者。
神に逆らう者の欲望は悪に注がれ その目は隣人をも憐れまない。不遜な者を罰すれば、浅はかな者は知恵を得る。知恵ある人を目覚めさせるなら 彼は知識を得る。神に従う人は逆らう者の家を識別し 神に逆らう者を災いに落とす。弱い人の叫びに耳を閉ざす者は自分が呼び求める時が来ても答えは得られない。

福音朗読  ルカによる福音書 8:19-21
(そのとき、)イエスのところに母と兄弟たちが来たが、群衆のために近づくことができなかった。そこでイエスに、「母上と御兄弟たちが、お会いしたいと外に立っておられます」との知らせがあった。するとイエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とは、神の言葉を聞いて行う人たちのことである」とお答えになった。

祈りのヒント
イエスは神の国を伝えるためにお生まれになりました。イエスの基準は神の言葉を聴くか否かです。人の思いとは異なります。しかし、決して母や兄弟を邪険にしているのではありません。大切にしています。それは群衆に対しても同じです。血縁だからと言って優先するのではなく、御父の独り子として皆を平等に愛しておられます。わたしを、あなたを…。
(毎日のみことば 2020-09-22)

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